【園だより】2013年4月

3月27日、14名のらいおんぐみの子どもたちが卒園しました。緊張でいっぱいの友だちが、保育証書を受けとりに出ると、「すごい!」と言い、そのあと「がんばったね!」と声をかけていて、相手を思いやれるやさしい子どもたちに成長したなと、とても嬉しくなりました。  さて、新年度、よしえ園長のあとを受けて園長になりました。新しい職員2人加わり、新たなスタートになります。父母の方が安心してお子さんを預けていただけるよう、そして子どもたちも「ホイクエンタノシイ」「ソツエンシテモ、ズットトモダチデイタイ」そんなふうに思ってもらえるよう、引き続き職員みんなで頑張っていきたいと思います。  どうぞよろしくお願い致します。                               すぎのこ保育園 園長 高橋このみ < 4月の予定 >   10日 入園・進級を祝う会  <うさぎぐみ> 新しいうさぎぐみは女の子5人、男の子1人の計6人でスタートです。まだことばにならない子どもたちの思いに寄り添いながらまずは大人との信頼関係を作り、子どもたちにとって保育園が安心できる場所になっていくようにと思っています。0歳児期は大人をよりどころにしながら外へと少しずつ世界を広げ関わりを持ちはじめる時期。4月はまだ不安な姿を見せる子どもたちもいるかと思いますが、そんな子どもの思いをしっかり受けとめていきたいと思っています。お父さんお母さんも不安もあるかと思いますが、子どもをまん中に一緒に子育てできたらと思っていますので1年間よろしくお願いいたします。  <りすぐみ> 3月暖かい日は外でもあそびました。ベランダにあるコンビカーではお気に入りのものが出てきて、先に友だちに乗られてしまうとくやしい〜とけんかになることもありましたが、 “貸してくれるといいね”“待ってるから終ったら貸してね”と伝えていくなかで“ハイ”と持ってきて、2人で微笑みあっていました。部屋でも“オイデ、オイデ”と誘っておでかけごっこを楽しむこともあり“仲間”として意識し始めています。そんななか、新しい友だちを迎えりすぐみをスタートします。どの子も楽しく安心して過ごしていけるよう手助けしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。 <きりんぐみ> 3月、お弁当を持って散歩に行きました。サンタさんからのプレゼントのリュックを背負って風が強い中でしたが前田公園へ出発。お弁当は福祉センターで食べました。次の日にはままごとコーナーでお弁当を作って再現あそびを楽しみ、“マタイキタイナ〜”の子どもたちでした。また、ミニぞうきんで棚やげた箱をふきそうじ、とってもはりきってやっていて1つ大きくなる喜びがあふれているようでした。  3月で1人退園となり淋しい限りですが4月より新しい友だちを迎え、部屋も下になり自由な環境の中、どんな姿を見せてくれるでしょうか?今年も1年よろしくお願い致します。 <くまぐみ>  くまぐみは男の子1人女の子1人を新たに迎え13名でスタートです。「今日からきょうちゃんが先生になるからよろしくね」とあいさつすると、みんな恥ずかしそうに笑っていました。まったく新しい関係をこれから作っていくという中では、子どもたちにも不安があるかもしれません。でもまずはたくさん遊んで、たくさん共感していく中で、みんなとも少しずつ仲よくなっていけたらと思います。くまぐみからは運動会、お別れ会など行事への参加も本格的になってきます。子どもたちの新しい挑戦をそばで見守りながら、おうちの方たちと一緒に成長を喜び合えたらと思っています。  1年間どうぞよろしくお願いします。 <ぞうぐみ> 3月はお別れ会、卒園式と大きな行事にはじめて参加した子どもたち。恥ずかしい気持ちをのり越えて、たくさんの人たちの前で生き生きと演じられ、皆でできた喜びを味わう事ができました。また、お楽しみで天神様の裏山にお弁当を持って出かけました。友だちと手をつないで線路ぞいの道を歩きながら、枯れ草の間からのぞく小さな花や虫たちを見つけては目を輝かせ、春を全身で感じた子どもたちでした。  4月からはぞうぐみに進級、新しい友だちを迎え、13名になります。目の前に広い園庭が見え、朝から外で元気にとびまわる姿が目にうかびます。みんなでわらべうたや鬼ごっこをしたり、散歩にも出かけたいと思っています。 <らいおんぐみ> 3月にじいろのさかなの劇をみんなの力で成功させ、その後はらいおんぐみと多峯主山へのハイキングにも挑戦しました。行き帰りとも徒歩でしたが、どの子もがんばって歩き通すことができました。あれだけの距離が歩けたのも、それだけ心も体も成長したということかもしれません。卒園に向けては、送る言葉をくまぐみと考えたり、プレゼントも作りました。卒園式では心をこめてらいおんぐみさんを送ることができました。そしていよいよ4月からは自分たちがらいおんぐみとなります。年長として行事を中心になって進めたり、秩父にお花見に行ったり、グループごとにこいのぼり作りもしたいと思っています。 <子育て支援ゆりかご>  面接相談・電話相談   毎週月〜金10時〜15時  園庭開放 毎週火・木   10時〜11時30分    支援センター10時〜15時 

【園だより】2013年3月

 2月、雨や雪で延び延びになっていたスケートも何度目かの計画変更で行くことが出来ました。電車に乗り換えること4回、他のお客さんもいる中でどうふるまえばいいかを知る機会でもあります。日頃は大きな声で話している子どもたちも意識して小さい声で話そうとしているのが見てとれました。スケート場では、転んでもあきらめないで続けるうち、あっという間にすべれるようになりました。また、この日はやさしいお兄さんとの出合いもあり、ずっとついてまわる子たちに迷惑ではないかと声をかけると「自分は子どもが好きでいつもこんなです」と楽しそうに言い、保育士をめざしているとのことでした。だから子どもに伝わるものがあったのでしょう。きっと子どもといっぱい遊ぶ保育士になるだろう と思いながら、お礼を言ってスケート場をあとにしました。 < 3月の予定 > 1日 ひなまつり 10日 お別れ会 27日 卒園式 <うさぎぐみ> 立春を過ぎてもまだまだ寒い日が続きましたが、体調をくずす子もなく元気に過ごしました。雪の降った日、屋根が白くなっているのを見て“ネーネー”と指さして友だちに手招きして教えてあげながら、いつもと違う風景を共有しようとしていました。また、部屋では寒いね〜と誰かがカーペットにもぐると次々と真似してニッコリ顔を見合わせていたりとまるでこたつで暖かいね〜と言っているようで、周りの空気までホンワカしていました。“友だちと一緒にいろんなことを感じ合いたい”という気持ちがたくさんでていた2月でした。3月はたくさん体を動かしてあそびたいと思います。 <りすぐみ> 2月の朝は寒い日も多く、あたたかいベランダでひとあそび。「ガオ〜」と怪獣になった子から逃げまわったり、物置の陰に隠れたりしていると体があたたまります。庭では新しくなったアスレチックのロープが登りやすくなり、次々に挑戦している子どもたち。丸太もスイスイ登れ何度もローラーすべり台をすべっています。  また、洗濯ばさみでダンボールのついたてに布をはさんだり、ブロックを沢山つなげたり、友だちと一緒に楽しみながら手先のあそびも豊かになってきました。  3月はお弁当を持って少し遠くの公園まで行き、のんびりと遊んできたいと思います。 <きりんぐみ> 2月はかわいい鬼がやってくる節分からスタートしました。朝、子どもたち自ら新聞で豆を作って、“オニクル?”と緊張ぎみな子もいましたが、みんな泣くことなくたくましく豆を投げていました。そして2月は雪が積もり、寒い中でもみんな大喜びで手袋をして雪遊びをしました。凍った雪を“ツメターイ”と触る子や、屋根から落ちてくる雪に“キャ〜”と驚く子と、それぞれに冬の楽しさをあじわっていました。 部屋では粘土やひも通しなど手先を使った遊びを楽しみました。3月はお弁当を持って少し遠くへ散歩に出かけ、小花や草の芽など春を探しながらくまぐみになる準備をしていきたいと思います。 <くまぐみ> 節分では「アカチャンヲマモルンダ」「コワカッタラマモッテアゲルヨ」と友だちや小さい子たちを守ろうと力をあわせて鬼を追いはらった子どもたち。劇ごっこを楽しみながらも「オカアサンバカリジャダメダヨ」「コレジャーオオカミガオナカイッパイニナラナイヨ」とみんなで成功させようと、「ジブンガ」という思いだけでなくまわりを見ながら自分がどうしたらいいか考える姿が見られてきました。 また、暖かくなると外でターザンや自転車乗りにも挑戦しています。3月はお別れ会、卒園式と初めて自分たちの成長を感じ、ふりかえることのできる行事に参加します。 一つ大きくなる喜びと共に自信をつみ重ねられたらと思っています。 <ぞうぐみ> 2月節分では、鬼はらいおんぐみとわかっていても、ちょっとドキドキしたり、自分の心の中の悪い鬼って何だろうと考えるいいきっかけとなりました。そして雪や雨で延期になっていたスケートにもやっと行け、初めて氷の上を楽しむことができました。はじめはカメの子のようにはっていた子も 5分後には立ち上がり“ミテー”と満面の笑顔。子どものやる気には頭が下がります。また、劇の取り組みも本格的になり、長いセリフを覚えたり、背景なども一緒に作っています。 3月本番に向けて劇を仕上げ、併せて卒園するらいおんぐみさんにプレゼントを作りながら進級する喜びをかみしめたいと思っています。 <らいおんぐみ> 節分では自分たちで作ったおにのお面をかぶったらいおんぐみ。金棒を振り回し小さい子を追いかけていました。ぞうぐみさんと行ったスケートでは、初めてのぞうぐみさんの手をとって優しく教えてあげる姿が見られました。劇では「ふざけないでがんばろう」と子ども同士声をかけ合ったり、「ここはこうしたほうがいい」と提案してくれてさすが年長組。どんどんいい劇になりつつあります。また、ひな人形を作って玄関に飾るなどやること盛りだくさんの2月でした。 いよいよ3月。お別れ会に向けて心をひとつにしながら保育園での楽しかった事を振り返ったり、最後の思い出作りにお出かけもしたいと思います。 <子育て支援ゆりかご>  面接相談・電話相談   毎週月〜金10時〜15時  園庭開放 毎週火・木   10時〜11時30分    支援センター10時〜15時 

【園だより】2013年2月

お父さんお母さんも子どもの頃こま回しで遊んだでしょうか。すぎのこでは伝承あそびを伝え続けたい思いからず〜っと続けている遊びです。今年度も11月にはこま名人の塗矢さんに来ていただいたところからとりくみは始まりました。 こま回し大会にむけて一人ひとりまわせるようになるまでの過程はいろいろ。でもあきらめることなく練習しつづけ、まわせた時のとびあがるほどの喜びはみな同じです。そこで自信をつけた子どもたちは次々と挑戦し、迎えた当日。体調悪く休んだ子が1人いたので、後日らいおんぐみのこま回し大会を行い、大会の時は技が成功しなかった子も回り、おおいに盛り上がりました。どの子もキラッとする場がある。子ども一人ひとりが主人公の一こまでした。 < 2月の予定 >  1日 節分 5日 記念写真撮影 8日予備日 <うさぎぐみ> 1月、暖かい日にはベランダに出てあそびました。コンビカーに乗る子もいれば、マテマテやヨーイドンで走りまわる子もいて、月齢の低い子たちも大きい子と一緒になって楽しみました。部屋ではぬいぐるみを布団にトントンと寝かせたり、おんぶ紐でおんぶをしたりと、ごっこあそびもたくさん楽しみました。子ども同士のかかわりも更に見られるようになり、“ドウゾ”と物を貸してあげる姿や手をつないでバイバイとお出かけに行ったりと、可愛い姿もたくさんありました。2月も暖かい日には外へ出て体を動かしたり、ごっこあそびも更に楽しみたいと思います。  <りすぐみ> 1月、雪が降ったあとベランダにも沢山氷ができました。手に持って見せると、大きな氷に“ウワアー”と目を見張る子どもたち。バケツに入れると、“ボクモーワタシモー”と手を伸ばし、冷たい氷の感触を味わっていました。また、寒い中でも庭に出て、三輪車にまたがったり、桜の木のまわりをぐるぐるおいかけっこも楽しめて、体もポカポカしました。 部屋では、エプロンをつけたり布をまとって、美味しそうなお料理作りをしたりしています。小麦粉粘土も好きなあそびで、細長くして“ヘビ〜”と言ったり、手の平でたたいて伸ばしたりしていました。2月はごっこあそびや、体を動かしたあそびを沢山楽しみたいと思います。 <きりんぐみ> 冬休みがあけての1月、久々に顔を合わせた友だちとままごとコーナーで「あけましておめでとう!かんぱーい」と年始の挨拶をしたり、積木で作った電車に乗って親戚の家を訪ねたりしてお正月の再現を楽しみました。そして雪の降った翌日には外に出て雪に触れてみました。カチカチに凍った雪はツルツルすべり、尻もちをついたりもしたけれどめげずにシャベルで割ってかき氷を作ったりとたくましく遊ぶ姿を見せてくれた子どもたちでした。  2月は楽しくも怖い鬼退治ごっこなどで友だちとイメージを共有して楽しみたいと思います。 <くまぐみ> お正月休み明け、登園すると目を輝かせて経験したことを話してくれる子どもたち。さっそく「オバアチャンチニイッテクルネ〜」「ハイ!オモチヤケタヨ〜」とお正月の再現遊びをしました。また、サンタさんからもらった絵合せカードやカルタ、お手玉で羽根つきもして遊びました。特にこまはみんなで「セーノ!」と誰が長くまわっているかを競ったり、「ホラマワッタヨ」ときのこ廻しや指先で廻す小さなこまにも挑戦していました。初めてのこままわし大会ではみんなの前で得意なまわし方を披露しました。  2月は大好きなお話しごっこのシーンを経験したり、小道具を作ったり、みんなで楽しみながら劇あそびを発展させていきたいと思います。 <ぞうぐみ> 1月はぞうぐみになり初めてひも回しごまに挑戦しました。当然始めはうまく回らず、デキナイ!と投げ出しそうになる子もいましたが、友だちや大人に励まされながら除々に回せるようになった時は嬉しさもひとしおでした。回せると次は自分でひもを巻くことにも挑戦です。こままわし大会当日は全員が回すことができ大成功に終りました。  また3月のお別れ会に向けて、劇作りもはじまりました。題材になった絵本をペープサートにしてあそんだり、劇に使う道具の色ぬりをしながら楽しんでいるところです。  2月は引き続き劇作りを楽しみつつ、ひな人形も作る予定です。 <らいおんぐみ> 1月、らいおんぐみはこままわし大会に向けて練習をしてきました。自分の技を磨いていく中で「もっとこうしたほうがいいよ」と友だち同士教え合ったり、棚や階段など保育園の色々な場所で回してみたり、みんなで勝負したりたくさん楽しむことができました。またぞうぐみの時に続いて2回目のスケートでは、はじめこそ立つのもやっとだったけど、時間がたつにつれスピードを出してすべったり、後向き、クルッと回ってみせるなど、子どもたちの笑顔があふれていました。 お別れ会は平和の劇をすることになりました。最後のお別れ会、みんなが感じた思いを伝えられるよう、練習を重ねていきたいと思います。 <子育て支援ゆりかご>  面接相談・電話相談   毎週月〜金10時〜15時  園庭開放 毎週火・木   10時〜11時30分    支援センター10時〜15時 

【園だより】2013年1月

12月はもちつきがありました。前日の雨で地面も適度にしめり丁度良い日となり、もちつく音が園庭にひびきわたりました。ご協力いただいた皆さん有難うございました。 そして冬至。らいおんぐみがこんにゃくを切って串にさしたり、ゆずみそを作ったりと大活躍。あつあつのみそをつけてもらいおいしそうに食べるみんなでした。こんにゃくは卒園児が働いている共同作業所で作られているもので毎年好評であり、つながりを感じます。 27日・28日には子どもたちがはりきって掃除してくれました。 自分たちで“やる”と決めてやっている姿はまぶしく映ります。新しい年を迎え、ひきしまる思いです。  今年もよろしくお願いします。 < 1月の予定 >    17日 こままわし大会     25日 語りの会 <うさぎぐみ> 12月暖かな日は、ベランダや庭に出ました。靴をはくとトコトコスロープを降りていく子どもたち。走る子もいれば、ゆっくり歩いていく子もいます。友だち同士の関わりもでてきているので、なかなか降りてこない子の所へ戻って「オイデ」のしぐさをしたり、シャベルを手にし、一緒に木のおうちに入りこんであそぶ姿も見られました。部屋では絵本を指さしながらジーッとみたり、新しく出した布団にぬいぐるみを寝かせトントンしたり、お皿にお手玉をのせて食べるまねをしたりと大人とごっこあそびを楽しみました。 1月は体調をみながら外へ出たり、さらにごっこあそびも楽しんでいきたいなと思います。 <りすぐみ> 12月は寒い日も多くなってきましたが、外へ出て“ヨーイドン”「まてまて〜」とみんなで追いかけっこすると体もあたたまり、ボールあそびや砂あそびなどでたくさんあそびました。また暖かい日は散歩に出かけました。月齢の大きい子たちは大人や友だちと手をつないで上手に歩けるようになってきて成長を感じました。寒い朝、庭に霜柱を見つけると「ツメタイネエ」と持ってみたり、ザクザクと足で踏んで感触を味わったり、カップの中に入れて「アイスですよー」とアイス屋さんになって冬ならではのあそびを楽しみました。  1月は寒くても体を動かしてあそんだり、お正月のあそびや再現あそびなどを楽しみたいと思います。  <きりんぐみ> 12月の朝はとても寒くなり、陽が出るまで部屋でごっこ遊びで盛り上がったきりんぐみ。一段落して外へ出ると園庭の日陰には霜柱がたっていて“ツメタイヨー”と触ってみたり、ザクザク踏んで冬を感じました。また歩いて散歩にも出かけ、友だちと手をつなぎながら少しドキドキする体験をすることができました。クリスマスが近くなると、玄関には大きなツリーが飾られ“ツリーダヨ!キレイ!”と大興奮の子どもたち。きりんぐみの部屋にもツリーを飾ると“プレゼントハ‥”とサンタさんを待ちわびている様子でした。1月は、雪が降ったら雪あそびを体験し、こままわしなどお正月の再現あそびも楽しみたいと思います。 <くまぐみ> 12月はクリスマスに向けてリース作りや部屋の壁の大きなツリーの飾りつけをしました。折り紙を思い思いに折ったり切ったり、貼ったりして動物や模様を作りツリーに貼り付けとってもステキなクリスマスツリーができ上がりました。また人形の「ナナちゃん」のベットやお布団、ぬいぐるみたちのオムツやスリングを出しました。世話好きの女の子たちは勿論いつもは闘いごっこやブロックで遊んでいる男の子たちもやり方を教えてもらいながらオムツをしたりスリングで抱っこしたりして家族ごっこを楽しみました。1月はこままわしを楽しんだり絵本の世界を共有して劇ごっこに発展していきたいと思っています。 <ぞうぐみ> クリスマスに向けて、初めてグループごとにツリーの貼り絵を作りました。ひとりでは難しいことでも、グループで教え合ったり、刺激されたりしながら楽しく仕上げることができました。また先月のハイキングに続いて、普段の散歩の中で近くの山道を散策しに出かけました。出る前は寒かったのですが、歩き出すと体中がポカポカしてきて、上着を脱ぎたくなる程でした。山の上から街並みが見えたり静かな森の中で聞こえるのは子どもたちの声だけだったりと冬の散歩も気持ちがいいなと感じました。1月はこままわし大会に向けて、こまの練習をしたり、お別れ会に向けて劇作りをいろんな形で深めていきたいと思っています。 <らいおんぐみ> 年があけてらいおんぐみもい残すところあと3ヶ月。 12月は思い出作りのひとつとして日和田山に登りました。「こなきゃよかった」と泣いてしまった子もいたけど山の上からの眺望には思わず歓声が。疲れを忘れて「ヤッホー!」と声をあげていました。またゆりかごに遊びに行き小さい子とわらべうたをしたり、大そうじでは自分たちから「ろうかやかいだんもきれいにしよう」「げんかんも!」「ほいくえんきれいになるね」と声をかけ合うなど頼りがいのある姿も見られました。1月はコマ回しで自分だけの技に挑戦し、お別れ会に向けて子どもたちの思いを聞きながら一緒に劇を作り始めたいと思います。  <子育て支援ゆりかご>  面接相談・電話相談   毎週月〜金10時〜15時  園庭開放 毎週火・木   10時〜11時30分    支援センター10時〜15時 

【園だより】2012年12月

  巾着田に向かい、いよいよ山道に入る時、「お腹が痛い」と立ち止まった子。今トイレにも行ってきたけれど…。お腹をさわってみるが大丈夫そう。「わかった。リュックを持ってあげるから行ってみよう」と出発。すると登りなのに足どりも軽く、おしゃべりもはずむ。リュックを自分でしょったのはすぐあとのこと。「だってリュックおもかったんだもん」とつぶやきが聞こえてきた。大人が気持ちをむけたことが背中をあとおししたのかもしれない。また、奥武蔵遊歩道を通って巾着田へ行くのはほとんどの子が初めて。「マダ?」「マダ?」未知の世界を行き、着いた時の喜びにあふれる顔、顔。  次は日和田山に登り、頂上に着いた時のヤッター!という達成感を共に味わいたいが、さあどんな姿がみられるのか今から楽しみ。           < 12月の予定 >   7日 もちつき 21日 冬至  25日 クリスマス会   <うさぎぐみ>   11月は天気の良い日にたくさん外へ出ました。「外へ行こうか?」と声をかけるとすのこへ行き、「クック!クック!」と靴を指さしたり、扉を動かそうとしたり早くイキタイ~!と準備しようとしています。また、アスレチックに挑戦し、友だちが登ってくるのを応援するかのように待っていてくれたり、食べ物の絵本を読んでいると、口元に食べて~と持ってきたりと友だちとの関わりも増え、ごっこあそびの真似事も楽しくなってきました。おもちゃの取り合いも出てきましたが、間に大人が入りやりとりも経験しているところです。  12月は体調を見て外へ出て体を使ってあそびたいと思います。  <りすぐみ>  11月はいつもと違う道を通って少し遠くの初めての公園へ行きました。きれいな落ち葉を沢山拾って小枝で魚つりをしたり、はじからはじまでヨーイドン!とおもいっきり走ったりと広い場所で楽しみました。行き帰りは結構な距離でしたが、歩きたい子はしっかり歩いていけました。部屋では、どこからかわらべうたが聞こえてくるな~と思ったら子どもたちが数人でぬいぐるみをヒザにのせうたっています。大人も一緒になってうたい部屋全体がほほえましい、楽しい雰囲気になりました。12月は暖かい日には散歩に出たり、部屋でも充分体を動かせる遊びを工夫していきたいと思います。    <きりんぐみ>  木枯らしもふき冬に近づいた11月ですが、子どもたちは寒さに負けず、元気いっぱい過ごしました。三輪車が上手にこげるようになった子も増え、庭中を走り回ったり、楽しかった遠足を思い出し、竹につかまって「コアラだよ」「ピョンピョンうさぎ!」「ニャーン」と様々な動物になりきって遊びました。きれいに色づいた落ち葉を集めて、砂のケーキに飾りつけてパーティーごっこ、「バナナパン、フランスパン」とパンに見立ててパンやさんごっこでも楽しむことができました。12月はおもちつき、クリスマスと楽しい行事を楽しみながら、大そうじやおもちゃ洗いを経験して一年のしめくくりを感じていきたいと思います。   <くまぐみ>  11月は元気な男の子が入園し、パワーアップしたくまぐみ。 公園に散歩に行ったり、ぞうぐみさんと花壇に植える花を買いに出かけました。友だちと同じペースで手をつないで、大人の声をしっかり聞き、交通ルールを守りながら歩く経験は園内では経験できない事ですが、「アッアカダヨ」「テヲアゲルンダヨネ」と確認しながら、楽しそうに歩いていました。公園では思いきり走りまわったり、みんこや落ち葉を拾ったり季節を感じいろいろな発見に目を輝かせていました。  12月はたくさんのイベントに参加したり、みんなでイメージの世界を共有してごっこ遊びも楽しみたいと思っています。   <ぞうぐみ>  先日、らいおんぐみと一緒に巾着田までハイキングに行ってきました。これまでで一番の遠出で片道2時間以上も歩きました。山の中は紅葉がちょうど見頃だったり、落ち葉のじゅうたんの上をカサカサと音をたてて歩いたりと、この時期ならではの山歩きとなりました。巾着田はちょっぴり寒かったけど、おいしいお弁当を食べ馬ともあそび、帰りは電車にも乗れ特別な1日となりました。部屋では個人用のこまをおろし、個々色をつけて練習をはじめました。見ようみまねでひもを巻き挑戦する子も多く、1月のこままわし大会までに、皆が回せるといいなと思っています。12月は季節の行事を楽しみながら、劇あそびもしたいと思っています。     <らいおんぐみ>   みんなに「11月楽しかったことは?」と聞くと、なんといってもサイクリング。そしてぞうぐみと行った巾着田が思い出に残ったようです。様々なハプニングもありながら、きれいに色づいた木々の間を気持ちよく走り抜けたことや動物との触れあい、山道を歩ききったことなど、次の日さっそく絵に描いて表現していました。また、おいもやさん、おにぎりやさんと2つのお店を開いて小さいクラスを招待しました。「またやりたいね」と話しているらいおんぐみです。  12月は残り少ない園生活の思い出作りにお出かけしたり、ゆりかごにおじゃまして、小さい子たちとわらべうたをして遊びたいと思います。   <子育て支援ゆりかご>  面接相談・電話相談   毎週月~金10時~15時  園庭開放 毎週火・木   10時~11時30分    支援センター10時~15時