【園だより】2020年3月

 毎年節分では、らいおんぐみの子どもたちがお面をかぶって、外から園庭へ登場してくるのですが、今年は鬼を見て大泣きする子は少なく、くまぐみ・ぞうぐみとも力強く豆をぶつけていました。らいおんぐみは、みんなの心にある悪いものを自分たちのお面に閉じ込めて持ってきたと思っているようです。ひとつ、またひとつと行事が終わり、先日の幼児ぐみおわかれかいでは、子どもたちがそれぞれの役を楽しく演じていて、1年の成長を感じました。3月は、卒園に向けての準備もありますが、みんなで楽しく過ごせたらいいなと思います。幼児組ではお出かけハイキング、小さいクラスでは、近くへの公園に散歩などを計画しています。暖かな日が続くといいですね。
                           

3月の予定
3日 (火) ひなまつり
12日 (木) 避難訓練(日程変更しました)
21日 (土) 卒園式

<うさぎぐみ>
2月は、園庭に豆まきを見に行きました。怖いので少し遠くからこっそり見ました。その日から鬼のまねっこあそびをすると、かわいい指でつのを作って「ガォー、ガォー」と鬼になりきってみんなで楽しんでいました。また、暖かい日には、散歩車に乗ってでかけました。大きい子は、短い距離ですが大人と手をつないで歩く経験もできました。その子のペースで歩きながら、道端に咲いた花や木の上に止まっている鳥を見つけて立ち止まり、ゆっくりと歩いての散歩も楽しめました。3月は「もっと歩きたい」と言う子どもたちのリクエストに応えて、公園に行ったり、わらべうたをたくさんうたってあそびたいです。

<りすぐみ>
2月から新しいお友だちが仲間入りしました。節分に向けて、子どもたちと一緒に色をぬった大きな鬼の絵に新聞紙の豆を投げると、「オニ、ヤッツケタヨ!」と得意気な子どもたちでした。当日は、鬼をおそるおそる見ている子、平気な子といろいろな姿がありました。また、初めて友だちと手をつないでお散歩に行きました。まっすぐ歩くことが難しい子もいますが、「こっちだよ!」と声をかけ合いながら、少しずつ上手に歩けるようになってきました。3月は、春を見つける散歩に出かけたり、今まで使った部屋のおもちゃをみんなで洗ってきれいにするなど、きりんぐみに向けて準備をしていきたいです。
                          
<きりんぐみ>
2月、節分の豆まきを楽しんだきりんぐみ。当日は怖くて泣いた子もいましたが、みんなで鬼の絵を描いたり、担任と一緒に豆を投げる練習をして、節分の雰囲気を楽しむことができました。平均台や鉄棒など、からだを動かすあそびもたくさん楽しみました。「コワイ…」という気持ちがあっても担任の励ましや、友だちにやり方を教えてもらうことで背中を押されて挑戦。「デキタヨ!モウイッカイミテテネ!」と人との関わりの中で自信を積み重ねていく子どもたちの姿に成長を感じました。3月は春を感じに散歩に出かけたり、今まで過ごした部屋をみんなできれいにして、大きくなることを喜び合いたいと思います。
<くまぐみ>
節分では、鬼に対しての怖さもありながら、しっかり豆を投げていて、たくましい子どもたちでした。そしておわかれかいに向けて、劇ごっこを楽しんできました。がらがらどんの橋をイメージしてろくぼくであそんだり、やぎやトロルになりきってセリフを言ってみました。「ミラレルト、ハズカシイ〜」という声がありつつ、セリフを覚えると自信もつき、大きな声で言えたり、友だちのセリフも覚えていて教えあう姿もありました。当日は恥ずかしいながらも、自分の出番には出てきて、がんばる姿が印象的でした。3月は、らいおんぐみの卒園に向けてプレゼント作りをしたり、春を見つけながら大きくなる喜びを感じたいと思います。
                         
<ぞうぐみ>
2月は、節分がありました。「コワイー」と部屋の中からそっと豆まきの様子を見ている子や「オニハソトー」と鬼に向かって投げる子、さまざまな子どもたちの姿がありました。おわかれかいに向けて、劇の練習に取り組んできました。練習の中で「モットコウシタホウガイイ!」と声があがったり、「◯◯チャンノ、カッコヨカッタ!」と認め合いながら、取り組んできました。当日は、恥ずかしい表情を見せながらも、大きい声でセリフを言い、みんなで楽しんでいるのが伝わってきて、子どもたちの成長を感じました。3月はひなまつり会や、幼児ぐみでのおわかれ遠足では、らいおんぐみとの最後のお出かけを楽しみたいと思います。
                           
<らいおんぐみ>
こわい鬼のお面を作り、迎えた節分。鬼になり、豆をぶつけられて「ヤラレター」とみんなの鬼の心を全部引き受けてお面の中に入れて持ちかえった子どもたちでした。最後のお別れ会に向けては、あと何日と日にちを数えながら練習して、上手になりたい思いが感じられました。登場人物の気持ちを考えては話し合い、毎日の反省会では友だちの良いところ、良くなかったところを伝え合い、年長児らしく進めていました。待ちに待った当日、みんなが成功に向けて心をひとつに楽しんでできたと思います。残り、最後の一ヶ月となり、一緒に過ごした仲間とのお別れはさみしいですが、お出かけしたりと、毎日の生活を楽しみたいと思います。

<子育て支援センターゆりかご>
◇支援センター開室
  毎週月~金・第4土曜日
     9:30~15:00
 ◆園庭開放 毎週火・木・第4土
     9:30~11:30
 ◆面接相談・電話相談
  毎週月~金9:30~15:00

ゆりかごのお便りはこちらからご覧になれます↓
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