【園だより】2013年12月

  今年のらいおんぐみは、久しぶりに関八洲見晴台へ行くことができました。雨続きで中止になったり、震災の後は放射能の影響で、落ち葉の上を歩くのはやめようという判断をしていました。西吾野駅からかなり歩いて山へ入り、ずっと上りが続きます。帰りは逆でずっと下り坂。子どもたちの中にはそんな大変な山には行きたくないと、前日から暗い顔をしている子もいましたが、らいおんぐみだからこそ登れるんだと励まして出発。山の中へ入ると調子が出てきてよく歩き、みんなで頂上へ到着。本当によくがんばりました。大変だったけれど、やり遂げた達成感は、今後の子どもたちの大きな力となっていくことだと思います。
 

   <12月の予定>
     6日 もちつき   14日 大掃除
     20日 冬至のみそこんにゃく  25日 クリスマス会 
 
 
   <うさぎぐみ>    
 お天気のいい日は外へ出てたくさんあそんだ11月。スロープをハイハイや柵につかまりながら降りたり、歩ける子はさらに降りるスピードが速くなってあっという間に下まで到着。中庭のシャベルやカップを持ってきて砂あそびが始まります。どの子も道具の操作が上手になり、じっくり座り込んで砂あそびを楽しんでいます。くまぐみの前のおうちにも友だち同士で入り、作ったごちそうを窓からやりとりする姿はまるでお店やさんのよう。りすぐみの部屋でもたたみコーナーでごちそう作りを楽しむ子どもたちは、「カンパーイ」と盛り上がっています。12月、体調を見ながら暖かい日には庭やベランダへ出てからだをたくさん動かしてあそびたいと思います。
 
 
   <りすぐみ>
 冬に少しずつ近づきはじめた11月。落ち葉やどんぐりを見つけ葉っぱをお皿にしてままごとをしたり、どんぐりを集めたり、あそびが広がっているりすぐみ。飯能まつりの後は、おまつりで見た太鼓が印象的だったようで、太鼓あそびが始まり太鼓を叩きながら部屋の中をまわったり、“皆で叩く”というのを楽しんでいます。友だちとの関わりも増え一緒に同じことをしてみたりお話しをしていく中でみんなと一緒が楽しいと感じているようです。今年も残り1ケ月となりましたが、12月は寒さも更に厳しくなってくるので部屋の中でからだをいっぱい使ってあそんだり手先のあそびをたくさん楽しみたいと思います。
 
 
   <きりんぐみ>
 11月は、延期になっていた親子遠足に、天気の良い中行くことが出来ました。どんぐりを拾ったり、コバトンの滑り台を楽しみながらも遠くのペンギンも見られ、盛りだくさんでした。良く歩いた子どもたちでした。園庭では、4〜5人でお店屋さんごっこ。「イラッシャイマセ〜」「ポテトデス」とアスレチックの秘密のお店から聞こえてきます。大人は、お客さんです。追いかけっこや、ローラー滑り台をくっついて滑っている姿も良く見られ、友だちとの関わりがより楽しく濃いものになってきています。12月は、寒さに負けず外あそびをしたり、もちつきやクリスマス会などの楽しい行事に顔を出したいと思います。 
 
 
   <くまぐみ>
 11月、くまぐみはきりんぐみと一緒に動物園に遠足に行きました。牛の乳搾りをしたり小さな動物を抱っこしたり貴重な体験をした子どもたち。次の日から早速動物園ごっこを楽しみ、動物が出てくる絵本を見ながら「コノドウブツイタネー」「カワイイヨネ」と思い出を振り返る子どもたちでした。コマ回しでは珍しいコマに「ナンダアレ!」と歓声をあげ、小さいコマを回すのにも挑戦しました。お部屋でも「ミテテネ、スゴイカラ!」と次々に回してみせています。
 12月はクリスマスに向けてツリーを出し、飾り作りにも挑戦したいと思います。また絵本が大好きな子どもたちと絵本を題材にしたごっこあそびも楽しみたいと思います。
 
 
   <ぞうぐみ>
 11月、らいおんぐみと高麗峠を通って巾着田へ出かけました。山に入るとすっかり秋の景色、そこここにどんぐりや紅葉した葉っぱが敷き詰められ、カサカサ音を立てながら重いリュックもなんのその、元気に巾着田まで歩く事が出来ました。途中拾った、ビニール袋いっぱいのどんぐりをお土産に、帰りは初めての電車にも乗り、「ツカレタケドタノシカッタネ」とみんなの笑顔が輝いていました。また、こま名人の塗矢さんが今年も来てくれました。ぞうぐみも自分のひもごまを買い、色をつけこままわしに挑戦。「コママワシノシュギョウダ!」と頑張っています。12月は季節のイベントがいっぱい、みんなで楽しみたいと思っています。
 
 
   <らいおんぐみ>
 うんどう会も終わり、気持ちもからだもほっと一息ついた11月。寒い日には庭で薪を燃やし、さつま芋を茹でて食べたり、干し芋作りもしました。また干してあった稲を脱穀し、すり鉢を使ってもみすりをしました。出来上がるとこんなものか…と思う程少量でしたが、みんなの思いが詰まった玄米となりました。そして、片道3時間も歩く関ハ州見晴台にも挑戦しました。これ程の山は初めてで、弱音をはく子もいましたが、周りに励まされながら最後までよく頑張りました。見晴らしの良い頂上でのお弁当は最高だったことでしょう。12月は餅つきや冬至、クリスマスなど季節の行事が盛りだくさんです。らいおんぐみが中心になって進めたいと思います。

 
 <子育て支援ゆりかご>
 面接相談・電話相談
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