【園だより】2013年6月

 事務室にいると、子どもたちのいろいろな声が聞こえてきます。先日は、急にバタバタと廊下を走っていたかと思ったら、泣き出す女の子の声。あまりの大声だったので近くに行ってみたら、3人の女の子が追いかけてきて、「ドウシタノ?」「○○ニ、ナニカイワレタノ?」と気持ちをあれこれ聞いてあげています。これなら安心と、事務室に戻ると、そのあとみんなで部屋に行きあそんでいました。自分の気持ちをいっぱい聞いてもらってうれしくなったのだと思います。友だちのことを心配してあげられる子どもたちっていいなぁと、こちらもいい気分になりました。    <6月の予定>   5日 内科健診  13日歯科検診   15日大掃除  19日プール開き  28日らいおん組おとまり会  <うさぎぐみ>  新しいおともだちを一人迎え、7人となったうさぎぐみ。少しずつ園生活にも慣れてきて、あおむけや、腹ばいであそべる時間も長くなってきました。自分からおもちゃを手にしてあそび、”タノシイ”という気持ちが元気な声や笑顔から伝わってきます。3人のおともだちが誕生日を迎え、動けるようになった子は、ハイハイでいろいろなところへ探索にでかけ、衣類を出したり、ベッドの下にもぐってみたりと好奇心いっぱいです。天気の良い日は、ベビーカーで散歩にでかけて幼児組のおともだちともふれあいました。   6月は、じめじめとしたうっとうしい季節なので、沐浴をして気持ちよく過ごしていきたいと思います。  <りすぐみ>  お日様の光をいっぱい浴びながら水あそびをしたり、園庭ではいろいろなところで遊びを楽しんでいます。アスレチックでは、丸太に1人で登れるようになったり、すべり台では怖がっていたのが楽しめるようになったり、いろいろなところで成長が見られるようになってきました。部屋ではごっこ遊びをすることが多くなり、お椀の中にチェーンやお手玉を入れて「イラッシャイマセ〜」と、お店屋さんになったり、ぬいぐるみをおんぶしてバッグを持ち「オカイモノイッテキマ〜ス」とおかあさんになっています。  6月は、部屋で新聞やぶきなど、手先を使ったあそびを考えています。  <きりんぐみ>  5月はきりんぐみになって初めてお散歩へ行きました。場所はいつもの公園ですが「ブランコノル!」と楽しみに向かいました。公園ではタンポポの綿毛を飛ばしたり、虫さがしもしました。帰りには、電車が何本も通るのを見られて大喜びの皆でした。園庭ではあたたかくなるにつれて水あそびも多くなり、時には外水道の水をジャージャー出して、すのこが水びたし…ということもありましたが、バケツに水をくんで砂とまぜたり、水たまりを作って遊んだりとドロドロの感触を楽しみました。  6月は雨の日でも部屋で体を使える遊びを工夫したり、簡単な道具を使ってお医者さんごっこをしてあそびたいです。  <くまぐみ>  5月、「こどもの日を祝う会」に向けておすもうをたくさんしてあそびました。最初はなかなか押せなかったり、すぐに倒れていた子どもたちがどんどん強くなって、当日はいい笑顔で大きくなった姿を見せてくれました。こいのぼりもダンボールのスタンプを使って楽しく作ることができました。また暑い日には庭でどろんこ遊びをしました。砂場に掘った手作りのプールに足を入れて「つめたーい!」とはじける表情がたくさん見られたくまぐみでした。  6月はオモチャをそろえて室内遊びを充実させ、またプールびらきの飾りを作りながらプールを楽しみに待ちたいと思います。  <ぞうぐみ>  5月は「こどもの日を祝う会」があり、青空の下子どもたちの作ったこいのぼりを園庭に飾り、「すもう大会」をしました。負けず嫌いの4歳児、優勝ベルトをかけての戦いに子どもたちの思いはさまざま。「かってもまけても、いいんだよね」と子どもたち。くやしくて涙する子もいましたが、特別参加のお父さんとすもうをとる頃には気持ちを切りかえ、ここぞとばかりの力を発揮していました。また、はじめて子どもたちだけで遠足にもでかけました。昆虫館では部屋の中を自由に飛び回るたくさんの蝶に見とれ、ぞうが目の前で大きなうんちをする姿に驚いていました。6月は梅雨の季節、部屋でのあそびを充実したいと思っています。  <らいおんぐみ>  母の日に向けて、初めて雑巾縫いをしました。ほとんどの子が針を持つのが初めてなので、糸が抜けてしまったり、指に刺してしまう子もいましたが、やはり子どもの頭は柔軟です。すぐにコツを掴み針を進める姿には驚かされました。そして先日は多摩動物園に遠足に行ってきました。ひとりずつにコピーした地図を渡すと、子ども同士で頭を突き合わせながら、何の動物が見たいかなど相談している姿が見られました。一番楽しみだったライオンバスは、らいおんたちがみなお昼寝中で、迫力に欠けるものとなってしまいました。  6月はお店屋さんを計画しています。いろいろな品物を作ってお客さんを呼びたいと思います。 <子育て支援ゆりかご>  面接相談・電話相談   毎週月〜金10時〜15時  園庭開放 毎週火・木   10時〜11時30分    支援センター10時〜15時 

【園だより】2013年5月

  すぎのこ保育園では、4月の慣らし保育のあと幼児組と職員で進級、入園を祝う会を行なっています。小さい赤ちゃんは参加しませんが、きりんぐみの子もすわって参加しました。  くまぐみは担任に呼ばれて返事をする、ぞうぐみは自分の名まえを言い、らいおんぐみは自分の名まえを言ったあと今年度年長組としてどんなことをしていきたいのかをひとりずつ発表していきます。たくさんの友だちを前に自分で考えたことを言葉にするわけですからかなりの緊張だと思います。発表のあとは大きな拍手をもらい、ホッとした子どもたちでした。子どもたちのどんな成長がみられるのか大人もしっかりみていきたいと思います。           < 5月の予定 >             2日 こどもの日を祝う会  21日 ぞう・らいおんぐみ遠足(雨天23日)    <うさぎぐみ>  生まれて初めて大好きなお母さんと離れて見知らぬ場所、見知らぬ大人との生活がはじまった子どもたち。はじめは不安で泣いてしまう子も多かったけれど、1人1人抱っこして語りかけ、仲よくなろうね、と伝えながら少しずつ落ち着いて過ごせるようになりました。オモチャに自分から手をのばし、振ったりなめたりしながら“コレハナニカナ”と確かめたり、大人のうたうわらべうたに耳を傾け笑顔をみせ楽しんでいます。月齢の大きい子はお友だちとおもちゃを渡し合ったりすることもできるんです。5月は連休もあり、また安心して過ごせるように心がけながらベビーカーでの散歩で春の気もちよさを感じたいと思います。     <りすぐみ>   りすぐみで過ごして1ヶ月が経ちました。うさぎぐみの部屋に新しい赤ちゃんがいるのを気にしながらも、りすぐみに自分のマークを見つけると“アッタ”“○○ノ!”と確認したり、大人に教えてくれる姿がありました。庭では砂場でケーキ作りをしたり、丸太のぼりやアスレチックで楽しんだ子どもたち。ベランダにあそびに来ている鳩を見つけると大喜びで“オーイ”と声をかけたり、飛んでいってしまうと“マタキテネー”と手を振っていました。新しいお友だちも少しずつ園での生活に慣れ、部屋の中や庭などあちこち探索しだしているところです。  5月も外へ出たり、ごっこあそびも楽しみたいです。     <きりんぐみ>   きりんぐみになり、新しいお友だちもむかえ毎日楽しそうに過ごし、はじめての下の部屋に“なにがあるのかな~”とさっそく探検に行ってみている子どもたちです。目の前にある庭にも“ソトニイコウ”と朝早くから靴を履いてすぐに出て行き、元気に外あそびが始まります。アスレチックに行くとずいぶん長い間みんなで楽しそうに次々にローラーすべり台をすべったり、虫探しも最近のブームで“イルカナ?”と大人と一緒に数人で地面を見つめ掘って、発見すると“イター”と嬉しそうな声が聞かれます。今月さっそく4人の子がお誕生日を迎えお祝いをしました。5月は、暖かな日ざしの中、外あそびなど沢山楽しみたいと思います。   <くまぐみ>   4月、新しい友だちを2人迎えてスタートしたくまぐみは、毎日のように庭に出て遊びました。特にどろだんご作りが大好きな子どもたちは、ピカピカのどろだんごができるたびに「これみてー、すごいでしょ」「とっておこう」ととても嬉しそうでした。こどもの日を祝う会に向けて担任とたくさんおすもうをしました。どうしても勝てなくてそれでも「おすもうたくさんしたから、ちからがついたよ」と話す子どもたち。こいのぼり作りではダンボールのスタンプをていねいに押して、とてもきれいにできました。  5月はダンボールや折り紙も活用しながらごっこ遊びを充実させ、おでかけもしたいと思っています。   <ぞうぐみ>  4月、今年は桜の花もすぐに満開になり、暖かい日が続き子どもたちは朝登園するとすぐ外にとび出し、どろだんご作りをしたり、ターザンや木登りなど身体を思いきり動かして遊んでいます。また、子どもの日を祝う会にむけて、染め紙でこいのぼりを作りました。和紙を折って絵の具の中に少し角度を変えてひたし、広げるといろいろな模様ができ子どもたちは目を輝かせて、何度も色を変えて楽しんでいました。また、染め紙が出来上ったら残った絵の具でもうひと遊び。「○イロト×イロヲマゼルト△ニナルヨ」と色の研究が始まりました。5月はみんなの作ったこいのぼりを外に飾り、子どもの日を祝う会をしたり、バスに乗って遠足にも出かけます。  <らいおんぐみ>   入園進級を祝う会では、ひとりずつどんならいおんぐみさんになりたいかを発表しました。やさしくしてあげたい、小さい子のめんどうをみてあげたいなど、年長らしい発表をたくさん聞くことができました。そして、新たにグループも決め、初めてのグループ製作もしました。部屋に飾られたこいのぼりをじっくり観察し、布でできた1mほどのこいのぼりに下絵を書き、みんなで相談して色も決めました。仕上がったこいのぼりは、それぞれが違って楽しいものとなりました。また、先日は秩父に芝桜を見に行ってきました。お花のじゅうたんのような芝桜に感動したようです。5月は体を使って遊んだり、遠足に向けて気分を盛りあげていきたいと思います。     <子育て支援ゆりかご>  面接相談・電話相談   毎週月~金10時~15時  園庭開放 毎週火・木   10時~11時30分    支援センター10時~15時 

【園だより】2013年4月

3月27日、14名のらいおんぐみの子どもたちが卒園しました。緊張でいっぱいの友だちが、保育証書を受けとりに出ると、「すごい!」と言い、そのあと「がんばったね!」と声をかけていて、相手を思いやれるやさしい子どもたちに成長したなと、とても嬉しくなりました。  さて、新年度、よしえ園長のあとを受けて園長になりました。新しい職員2人加わり、新たなスタートになります。父母の方が安心してお子さんを預けていただけるよう、そして子どもたちも「ホイクエンタノシイ」「ソツエンシテモ、ズットトモダチデイタイ」そんなふうに思ってもらえるよう、引き続き職員みんなで頑張っていきたいと思います。  どうぞよろしくお願い致します。                               すぎのこ保育園 園長 高橋このみ < 4月の予定 >   10日 入園・進級を祝う会  <うさぎぐみ> 新しいうさぎぐみは女の子5人、男の子1人の計6人でスタートです。まだことばにならない子どもたちの思いに寄り添いながらまずは大人との信頼関係を作り、子どもたちにとって保育園が安心できる場所になっていくようにと思っています。0歳児期は大人をよりどころにしながら外へと少しずつ世界を広げ関わりを持ちはじめる時期。4月はまだ不安な姿を見せる子どもたちもいるかと思いますが、そんな子どもの思いをしっかり受けとめていきたいと思っています。お父さんお母さんも不安もあるかと思いますが、子どもをまん中に一緒に子育てできたらと思っていますので1年間よろしくお願いいたします。  <りすぐみ> 3月暖かい日は外でもあそびました。ベランダにあるコンビカーではお気に入りのものが出てきて、先に友だちに乗られてしまうとくやしい〜とけんかになることもありましたが、 “貸してくれるといいね”“待ってるから終ったら貸してね”と伝えていくなかで“ハイ”と持ってきて、2人で微笑みあっていました。部屋でも“オイデ、オイデ”と誘っておでかけごっこを楽しむこともあり“仲間”として意識し始めています。そんななか、新しい友だちを迎えりすぐみをスタートします。どの子も楽しく安心して過ごしていけるよう手助けしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。 <きりんぐみ> 3月、お弁当を持って散歩に行きました。サンタさんからのプレゼントのリュックを背負って風が強い中でしたが前田公園へ出発。お弁当は福祉センターで食べました。次の日にはままごとコーナーでお弁当を作って再現あそびを楽しみ、“マタイキタイナ〜”の子どもたちでした。また、ミニぞうきんで棚やげた箱をふきそうじ、とってもはりきってやっていて1つ大きくなる喜びがあふれているようでした。  3月で1人退園となり淋しい限りですが4月より新しい友だちを迎え、部屋も下になり自由な環境の中、どんな姿を見せてくれるでしょうか?今年も1年よろしくお願い致します。 <くまぐみ>  くまぐみは男の子1人女の子1人を新たに迎え13名でスタートです。「今日からきょうちゃんが先生になるからよろしくね」とあいさつすると、みんな恥ずかしそうに笑っていました。まったく新しい関係をこれから作っていくという中では、子どもたちにも不安があるかもしれません。でもまずはたくさん遊んで、たくさん共感していく中で、みんなとも少しずつ仲よくなっていけたらと思います。くまぐみからは運動会、お別れ会など行事への参加も本格的になってきます。子どもたちの新しい挑戦をそばで見守りながら、おうちの方たちと一緒に成長を喜び合えたらと思っています。  1年間どうぞよろしくお願いします。 <ぞうぐみ> 3月はお別れ会、卒園式と大きな行事にはじめて参加した子どもたち。恥ずかしい気持ちをのり越えて、たくさんの人たちの前で生き生きと演じられ、皆でできた喜びを味わう事ができました。また、お楽しみで天神様の裏山にお弁当を持って出かけました。友だちと手をつないで線路ぞいの道を歩きながら、枯れ草の間からのぞく小さな花や虫たちを見つけては目を輝かせ、春を全身で感じた子どもたちでした。  4月からはぞうぐみに進級、新しい友だちを迎え、13名になります。目の前に広い園庭が見え、朝から外で元気にとびまわる姿が目にうかびます。みんなでわらべうたや鬼ごっこをしたり、散歩にも出かけたいと思っています。 <らいおんぐみ> 3月にじいろのさかなの劇をみんなの力で成功させ、その後はらいおんぐみと多峯主山へのハイキングにも挑戦しました。行き帰りとも徒歩でしたが、どの子もがんばって歩き通すことができました。あれだけの距離が歩けたのも、それだけ心も体も成長したということかもしれません。卒園に向けては、送る言葉をくまぐみと考えたり、プレゼントも作りました。卒園式では心をこめてらいおんぐみさんを送ることができました。そしていよいよ4月からは自分たちがらいおんぐみとなります。年長として行事を中心になって進めたり、秩父にお花見に行ったり、グループごとにこいのぼり作りもしたいと思っています。 <子育て支援ゆりかご>  面接相談・電話相談   毎週月〜金10時〜15時  園庭開放 毎週火・木   10時〜11時30分    支援センター10時〜15時 

【園だより】2013年3月

 2月、雨や雪で延び延びになっていたスケートも何度目かの計画変更で行くことが出来ました。電車に乗り換えること4回、他のお客さんもいる中でどうふるまえばいいかを知る機会でもあります。日頃は大きな声で話している子どもたちも意識して小さい声で話そうとしているのが見てとれました。スケート場では、転んでもあきらめないで続けるうち、あっという間にすべれるようになりました。また、この日はやさしいお兄さんとの出合いもあり、ずっとついてまわる子たちに迷惑ではないかと声をかけると「自分は子どもが好きでいつもこんなです」と楽しそうに言い、保育士をめざしているとのことでした。だから子どもに伝わるものがあったのでしょう。きっと子どもといっぱい遊ぶ保育士になるだろう と思いながら、お礼を言ってスケート場をあとにしました。 < 3月の予定 > 1日 ひなまつり 10日 お別れ会 27日 卒園式 <うさぎぐみ> 立春を過ぎてもまだまだ寒い日が続きましたが、体調をくずす子もなく元気に過ごしました。雪の降った日、屋根が白くなっているのを見て“ネーネー”と指さして友だちに手招きして教えてあげながら、いつもと違う風景を共有しようとしていました。また、部屋では寒いね〜と誰かがカーペットにもぐると次々と真似してニッコリ顔を見合わせていたりとまるでこたつで暖かいね〜と言っているようで、周りの空気までホンワカしていました。“友だちと一緒にいろんなことを感じ合いたい”という気持ちがたくさんでていた2月でした。3月はたくさん体を動かしてあそびたいと思います。 <りすぐみ> 2月の朝は寒い日も多く、あたたかいベランダでひとあそび。「ガオ〜」と怪獣になった子から逃げまわったり、物置の陰に隠れたりしていると体があたたまります。庭では新しくなったアスレチックのロープが登りやすくなり、次々に挑戦している子どもたち。丸太もスイスイ登れ何度もローラーすべり台をすべっています。  また、洗濯ばさみでダンボールのついたてに布をはさんだり、ブロックを沢山つなげたり、友だちと一緒に楽しみながら手先のあそびも豊かになってきました。  3月はお弁当を持って少し遠くの公園まで行き、のんびりと遊んできたいと思います。 <きりんぐみ> 2月はかわいい鬼がやってくる節分からスタートしました。朝、子どもたち自ら新聞で豆を作って、“オニクル?”と緊張ぎみな子もいましたが、みんな泣くことなくたくましく豆を投げていました。そして2月は雪が積もり、寒い中でもみんな大喜びで手袋をして雪遊びをしました。凍った雪を“ツメターイ”と触る子や、屋根から落ちてくる雪に“キャ〜”と驚く子と、それぞれに冬の楽しさをあじわっていました。 部屋では粘土やひも通しなど手先を使った遊びを楽しみました。3月はお弁当を持って少し遠くへ散歩に出かけ、小花や草の芽など春を探しながらくまぐみになる準備をしていきたいと思います。 <くまぐみ> 節分では「アカチャンヲマモルンダ」「コワカッタラマモッテアゲルヨ」と友だちや小さい子たちを守ろうと力をあわせて鬼を追いはらった子どもたち。劇ごっこを楽しみながらも「オカアサンバカリジャダメダヨ」「コレジャーオオカミガオナカイッパイニナラナイヨ」とみんなで成功させようと、「ジブンガ」という思いだけでなくまわりを見ながら自分がどうしたらいいか考える姿が見られてきました。 また、暖かくなると外でターザンや自転車乗りにも挑戦しています。3月はお別れ会、卒園式と初めて自分たちの成長を感じ、ふりかえることのできる行事に参加します。 一つ大きくなる喜びと共に自信をつみ重ねられたらと思っています。 <ぞうぐみ> 2月節分では、鬼はらいおんぐみとわかっていても、ちょっとドキドキしたり、自分の心の中の悪い鬼って何だろうと考えるいいきっかけとなりました。そして雪や雨で延期になっていたスケートにもやっと行け、初めて氷の上を楽しむことができました。はじめはカメの子のようにはっていた子も 5分後には立ち上がり“ミテー”と満面の笑顔。子どものやる気には頭が下がります。また、劇の取り組みも本格的になり、長いセリフを覚えたり、背景なども一緒に作っています。 3月本番に向けて劇を仕上げ、併せて卒園するらいおんぐみさんにプレゼントを作りながら進級する喜びをかみしめたいと思っています。 <らいおんぐみ> 節分では自分たちで作ったおにのお面をかぶったらいおんぐみ。金棒を振り回し小さい子を追いかけていました。ぞうぐみさんと行ったスケートでは、初めてのぞうぐみさんの手をとって優しく教えてあげる姿が見られました。劇では「ふざけないでがんばろう」と子ども同士声をかけ合ったり、「ここはこうしたほうがいい」と提案してくれてさすが年長組。どんどんいい劇になりつつあります。また、ひな人形を作って玄関に飾るなどやること盛りだくさんの2月でした。 いよいよ3月。お別れ会に向けて心をひとつにしながら保育園での楽しかった事を振り返ったり、最後の思い出作りにお出かけもしたいと思います。 <子育て支援ゆりかご>  面接相談・電話相談   毎週月〜金10時〜15時  園庭開放 毎週火・木   10時〜11時30分    支援センター10時〜15時 

【園だより】2013年2月

お父さんお母さんも子どもの頃こま回しで遊んだでしょうか。すぎのこでは伝承あそびを伝え続けたい思いからず〜っと続けている遊びです。今年度も11月にはこま名人の塗矢さんに来ていただいたところからとりくみは始まりました。 こま回し大会にむけて一人ひとりまわせるようになるまでの過程はいろいろ。でもあきらめることなく練習しつづけ、まわせた時のとびあがるほどの喜びはみな同じです。そこで自信をつけた子どもたちは次々と挑戦し、迎えた当日。体調悪く休んだ子が1人いたので、後日らいおんぐみのこま回し大会を行い、大会の時は技が成功しなかった子も回り、おおいに盛り上がりました。どの子もキラッとする場がある。子ども一人ひとりが主人公の一こまでした。 < 2月の予定 >  1日 節分 5日 記念写真撮影 8日予備日 <うさぎぐみ> 1月、暖かい日にはベランダに出てあそびました。コンビカーに乗る子もいれば、マテマテやヨーイドンで走りまわる子もいて、月齢の低い子たちも大きい子と一緒になって楽しみました。部屋ではぬいぐるみを布団にトントンと寝かせたり、おんぶ紐でおんぶをしたりと、ごっこあそびもたくさん楽しみました。子ども同士のかかわりも更に見られるようになり、“ドウゾ”と物を貸してあげる姿や手をつないでバイバイとお出かけに行ったりと、可愛い姿もたくさんありました。2月も暖かい日には外へ出て体を動かしたり、ごっこあそびも更に楽しみたいと思います。  <りすぐみ> 1月、雪が降ったあとベランダにも沢山氷ができました。手に持って見せると、大きな氷に“ウワアー”と目を見張る子どもたち。バケツに入れると、“ボクモーワタシモー”と手を伸ばし、冷たい氷の感触を味わっていました。また、寒い中でも庭に出て、三輪車にまたがったり、桜の木のまわりをぐるぐるおいかけっこも楽しめて、体もポカポカしました。 部屋では、エプロンをつけたり布をまとって、美味しそうなお料理作りをしたりしています。小麦粉粘土も好きなあそびで、細長くして“ヘビ〜”と言ったり、手の平でたたいて伸ばしたりしていました。2月はごっこあそびや、体を動かしたあそびを沢山楽しみたいと思います。 <きりんぐみ> 冬休みがあけての1月、久々に顔を合わせた友だちとままごとコーナーで「あけましておめでとう!かんぱーい」と年始の挨拶をしたり、積木で作った電車に乗って親戚の家を訪ねたりしてお正月の再現を楽しみました。そして雪の降った翌日には外に出て雪に触れてみました。カチカチに凍った雪はツルツルすべり、尻もちをついたりもしたけれどめげずにシャベルで割ってかき氷を作ったりとたくましく遊ぶ姿を見せてくれた子どもたちでした。  2月は楽しくも怖い鬼退治ごっこなどで友だちとイメージを共有して楽しみたいと思います。 <くまぐみ> お正月休み明け、登園すると目を輝かせて経験したことを話してくれる子どもたち。さっそく「オバアチャンチニイッテクルネ〜」「ハイ!オモチヤケタヨ〜」とお正月の再現遊びをしました。また、サンタさんからもらった絵合せカードやカルタ、お手玉で羽根つきもして遊びました。特にこまはみんなで「セーノ!」と誰が長くまわっているかを競ったり、「ホラマワッタヨ」ときのこ廻しや指先で廻す小さなこまにも挑戦していました。初めてのこままわし大会ではみんなの前で得意なまわし方を披露しました。  2月は大好きなお話しごっこのシーンを経験したり、小道具を作ったり、みんなで楽しみながら劇あそびを発展させていきたいと思います。 <ぞうぐみ> 1月はぞうぐみになり初めてひも回しごまに挑戦しました。当然始めはうまく回らず、デキナイ!と投げ出しそうになる子もいましたが、友だちや大人に励まされながら除々に回せるようになった時は嬉しさもひとしおでした。回せると次は自分でひもを巻くことにも挑戦です。こままわし大会当日は全員が回すことができ大成功に終りました。  また3月のお別れ会に向けて、劇作りもはじまりました。題材になった絵本をペープサートにしてあそんだり、劇に使う道具の色ぬりをしながら楽しんでいるところです。  2月は引き続き劇作りを楽しみつつ、ひな人形も作る予定です。 <らいおんぐみ> 1月、らいおんぐみはこままわし大会に向けて練習をしてきました。自分の技を磨いていく中で「もっとこうしたほうがいいよ」と友だち同士教え合ったり、棚や階段など保育園の色々な場所で回してみたり、みんなで勝負したりたくさん楽しむことができました。またぞうぐみの時に続いて2回目のスケートでは、はじめこそ立つのもやっとだったけど、時間がたつにつれスピードを出してすべったり、後向き、クルッと回ってみせるなど、子どもたちの笑顔があふれていました。 お別れ会は平和の劇をすることになりました。最後のお別れ会、みんなが感じた思いを伝えられるよう、練習を重ねていきたいと思います。 <子育て支援ゆりかご>  面接相談・電話相談   毎週月〜金10時〜15時  園庭開放 毎週火・木   10時〜11時30分    支援センター10時〜15時 

【園だより】2013年1月

12月はもちつきがありました。前日の雨で地面も適度にしめり丁度良い日となり、もちつく音が園庭にひびきわたりました。ご協力いただいた皆さん有難うございました。 そして冬至。らいおんぐみがこんにゃくを切って串にさしたり、ゆずみそを作ったりと大活躍。あつあつのみそをつけてもらいおいしそうに食べるみんなでした。こんにゃくは卒園児が働いている共同作業所で作られているもので毎年好評であり、つながりを感じます。 27日・28日には子どもたちがはりきって掃除してくれました。 自分たちで“やる”と決めてやっている姿はまぶしく映ります。新しい年を迎え、ひきしまる思いです。  今年もよろしくお願いします。 < 1月の予定 >    17日 こままわし大会     25日 語りの会 <うさぎぐみ> 12月暖かな日は、ベランダや庭に出ました。靴をはくとトコトコスロープを降りていく子どもたち。走る子もいれば、ゆっくり歩いていく子もいます。友だち同士の関わりもでてきているので、なかなか降りてこない子の所へ戻って「オイデ」のしぐさをしたり、シャベルを手にし、一緒に木のおうちに入りこんであそぶ姿も見られました。部屋では絵本を指さしながらジーッとみたり、新しく出した布団にぬいぐるみを寝かせトントンしたり、お皿にお手玉をのせて食べるまねをしたりと大人とごっこあそびを楽しみました。 1月は体調をみながら外へ出たり、さらにごっこあそびも楽しんでいきたいなと思います。 <りすぐみ> 12月は寒い日も多くなってきましたが、外へ出て“ヨーイドン”「まてまて〜」とみんなで追いかけっこすると体もあたたまり、ボールあそびや砂あそびなどでたくさんあそびました。また暖かい日は散歩に出かけました。月齢の大きい子たちは大人や友だちと手をつないで上手に歩けるようになってきて成長を感じました。寒い朝、庭に霜柱を見つけると「ツメタイネエ」と持ってみたり、ザクザクと足で踏んで感触を味わったり、カップの中に入れて「アイスですよー」とアイス屋さんになって冬ならではのあそびを楽しみました。  1月は寒くても体を動かしてあそんだり、お正月のあそびや再現あそびなどを楽しみたいと思います。  <きりんぐみ> 12月の朝はとても寒くなり、陽が出るまで部屋でごっこ遊びで盛り上がったきりんぐみ。一段落して外へ出ると園庭の日陰には霜柱がたっていて“ツメタイヨー”と触ってみたり、ザクザク踏んで冬を感じました。また歩いて散歩にも出かけ、友だちと手をつなぎながら少しドキドキする体験をすることができました。クリスマスが近くなると、玄関には大きなツリーが飾られ“ツリーダヨ!キレイ!”と大興奮の子どもたち。きりんぐみの部屋にもツリーを飾ると“プレゼントハ‥”とサンタさんを待ちわびている様子でした。1月は、雪が降ったら雪あそびを体験し、こままわしなどお正月の再現あそびも楽しみたいと思います。 <くまぐみ> 12月はクリスマスに向けてリース作りや部屋の壁の大きなツリーの飾りつけをしました。折り紙を思い思いに折ったり切ったり、貼ったりして動物や模様を作りツリーに貼り付けとってもステキなクリスマスツリーができ上がりました。また人形の「ナナちゃん」のベットやお布団、ぬいぐるみたちのオムツやスリングを出しました。世話好きの女の子たちは勿論いつもは闘いごっこやブロックで遊んでいる男の子たちもやり方を教えてもらいながらオムツをしたりスリングで抱っこしたりして家族ごっこを楽しみました。1月はこままわしを楽しんだり絵本の世界を共有して劇ごっこに発展していきたいと思っています。 <ぞうぐみ> クリスマスに向けて、初めてグループごとにツリーの貼り絵を作りました。ひとりでは難しいことでも、グループで教え合ったり、刺激されたりしながら楽しく仕上げることができました。また先月のハイキングに続いて、普段の散歩の中で近くの山道を散策しに出かけました。出る前は寒かったのですが、歩き出すと体中がポカポカしてきて、上着を脱ぎたくなる程でした。山の上から街並みが見えたり静かな森の中で聞こえるのは子どもたちの声だけだったりと冬の散歩も気持ちがいいなと感じました。1月はこままわし大会に向けて、こまの練習をしたり、お別れ会に向けて劇作りをいろんな形で深めていきたいと思っています。 <らいおんぐみ> 年があけてらいおんぐみもい残すところあと3ヶ月。 12月は思い出作りのひとつとして日和田山に登りました。「こなきゃよかった」と泣いてしまった子もいたけど山の上からの眺望には思わず歓声が。疲れを忘れて「ヤッホー!」と声をあげていました。またゆりかごに遊びに行き小さい子とわらべうたをしたり、大そうじでは自分たちから「ろうかやかいだんもきれいにしよう」「げんかんも!」「ほいくえんきれいになるね」と声をかけ合うなど頼りがいのある姿も見られました。1月はコマ回しで自分だけの技に挑戦し、お別れ会に向けて子どもたちの思いを聞きながら一緒に劇を作り始めたいと思います。  <子育て支援ゆりかご>  面接相談・電話相談   毎週月〜金10時〜15時  園庭開放 毎週火・木   10時〜11時30分    支援センター10時〜15時 

【園だより】2012年12月

  巾着田に向かい、いよいよ山道に入る時、「お腹が痛い」と立ち止まった子。今トイレにも行ってきたけれど…。お腹をさわってみるが大丈夫そう。「わかった。リュックを持ってあげるから行ってみよう」と出発。すると登りなのに足どりも軽く、おしゃべりもはずむ。リュックを自分でしょったのはすぐあとのこと。「だってリュックおもかったんだもん」とつぶやきが聞こえてきた。大人が気持ちをむけたことが背中をあとおししたのかもしれない。また、奥武蔵遊歩道を通って巾着田へ行くのはほとんどの子が初めて。「マダ?」「マダ?」未知の世界を行き、着いた時の喜びにあふれる顔、顔。  次は日和田山に登り、頂上に着いた時のヤッター!という達成感を共に味わいたいが、さあどんな姿がみられるのか今から楽しみ。           < 12月の予定 >   7日 もちつき 21日 冬至  25日 クリスマス会   <うさぎぐみ>   11月は天気の良い日にたくさん外へ出ました。「外へ行こうか?」と声をかけるとすのこへ行き、「クック!クック!」と靴を指さしたり、扉を動かそうとしたり早くイキタイ~!と準備しようとしています。また、アスレチックに挑戦し、友だちが登ってくるのを応援するかのように待っていてくれたり、食べ物の絵本を読んでいると、口元に食べて~と持ってきたりと友だちとの関わりも増え、ごっこあそびの真似事も楽しくなってきました。おもちゃの取り合いも出てきましたが、間に大人が入りやりとりも経験しているところです。  12月は体調を見て外へ出て体を使ってあそびたいと思います。  <りすぐみ>  11月はいつもと違う道を通って少し遠くの初めての公園へ行きました。きれいな落ち葉を沢山拾って小枝で魚つりをしたり、はじからはじまでヨーイドン!とおもいっきり走ったりと広い場所で楽しみました。行き帰りは結構な距離でしたが、歩きたい子はしっかり歩いていけました。部屋では、どこからかわらべうたが聞こえてくるな~と思ったら子どもたちが数人でぬいぐるみをヒザにのせうたっています。大人も一緒になってうたい部屋全体がほほえましい、楽しい雰囲気になりました。12月は暖かい日には散歩に出たり、部屋でも充分体を動かせる遊びを工夫していきたいと思います。    <きりんぐみ>  木枯らしもふき冬に近づいた11月ですが、子どもたちは寒さに負けず、元気いっぱい過ごしました。三輪車が上手にこげるようになった子も増え、庭中を走り回ったり、楽しかった遠足を思い出し、竹につかまって「コアラだよ」「ピョンピョンうさぎ!」「ニャーン」と様々な動物になりきって遊びました。きれいに色づいた落ち葉を集めて、砂のケーキに飾りつけてパーティーごっこ、「バナナパン、フランスパン」とパンに見立ててパンやさんごっこでも楽しむことができました。12月はおもちつき、クリスマスと楽しい行事を楽しみながら、大そうじやおもちゃ洗いを経験して一年のしめくくりを感じていきたいと思います。   <くまぐみ>  11月は元気な男の子が入園し、パワーアップしたくまぐみ。 公園に散歩に行ったり、ぞうぐみさんと花壇に植える花を買いに出かけました。友だちと同じペースで手をつないで、大人の声をしっかり聞き、交通ルールを守りながら歩く経験は園内では経験できない事ですが、「アッアカダヨ」「テヲアゲルンダヨネ」と確認しながら、楽しそうに歩いていました。公園では思いきり走りまわったり、みんこや落ち葉を拾ったり季節を感じいろいろな発見に目を輝かせていました。  12月はたくさんのイベントに参加したり、みんなでイメージの世界を共有してごっこ遊びも楽しみたいと思っています。   <ぞうぐみ>  先日、らいおんぐみと一緒に巾着田までハイキングに行ってきました。これまでで一番の遠出で片道2時間以上も歩きました。山の中は紅葉がちょうど見頃だったり、落ち葉のじゅうたんの上をカサカサと音をたてて歩いたりと、この時期ならではの山歩きとなりました。巾着田はちょっぴり寒かったけど、おいしいお弁当を食べ馬ともあそび、帰りは電車にも乗れ特別な1日となりました。部屋では個人用のこまをおろし、個々色をつけて練習をはじめました。見ようみまねでひもを巻き挑戦する子も多く、1月のこままわし大会までに、皆が回せるといいなと思っています。12月は季節の行事を楽しみながら、劇あそびもしたいと思っています。     <らいおんぐみ>   みんなに「11月楽しかったことは?」と聞くと、なんといってもサイクリング。そしてぞうぐみと行った巾着田が思い出に残ったようです。様々なハプニングもありながら、きれいに色づいた木々の間を気持ちよく走り抜けたことや動物との触れあい、山道を歩ききったことなど、次の日さっそく絵に描いて表現していました。また、おいもやさん、おにぎりやさんと2つのお店を開いて小さいクラスを招待しました。「またやりたいね」と話しているらいおんぐみです。  12月は残り少ない園生活の思い出作りにお出かけしたり、ゆりかごにおじゃまして、小さい子たちとわらべうたをして遊びたいと思います。   <子育て支援ゆりかご>  面接相談・電話相談   毎週月~金10時~15時  園庭開放 毎週火・木   10時~11時30分    支援センター10時~15時 

【園だより】2012年11月

  10月14日の運動会では、大勢の人々に見守られながら子どもたちがこの間つけてきた力をいかんなく発揮、どの子の顔も輝いてみえました。とりくみの中、自分が出来るだけでなく、みんなで出来るようになろうとする場面もいっぱい見られ、日々ドラマとなり、共有できる大人は大変さもあるけど、それ以上のものを子どもらからもらっているのだろうと思います。また、日頃は部屋で遊ぶことの多い子も自然と体を動かす機会が増え、体を動かす楽しさ、出来た喜びを実感し、その後もあらたな挑戦をしたり、集団あそびでおもいっきり走ったり楽しそうです。運動会をとおして得た自信は、子どもたちを更に意欲的にさせているようです。
 
          < 11月の予定 >
  7日 内科健診 8日 歯科検診
  22日 保護者連合会人形劇
 
 <うさぎぐみ>
 10月は外に出てたくさんあそびました。最初はなかなかスロープを降りられず立ち止まっていた子も、今ではトコトコとあっという間に降りて行くようになりました。友だちと一緒にのぼりおりするのが楽しくて何度もスロープを行ったり来たりしてから庭に出る日もありました。庭へ出るとシャベルやカップを手にとり砂場あそびが始まります。砂が手や足につくのを嫌がっていた子も少しずつ慣れ、カップに砂を入れてみたり、砂の山を崩してみたり、砂だらけになりながらもニコニコして楽しみました。
  11月も外でたくさん体を動かしたり、部屋ではぬいぐるみを使って世話あそびなどを楽しみたいと思います。
 
  <りすぐみ>
  涼しくなってきた10月は、気持ちよく外あそびを沢山楽しめました。砂場やアスレチックの下の空間が楽しいお家になってケーキ屋さんごっこが始まったり、アスレチックやすべり台など楽しそうなところには自然と子どもたちが集まってきて遊んでいる姿がありました。公園にも散歩に行って、広々とした中を追いかけっこしたり、トンボなど虫を見つけたりしました。わらべうたも好きな子どもたち。一度聞くと「モウイッカイ」と言って、すぐに同じように楽しそうに口ずさんだり、ぬいぐるみに移し替えて可愛い声で歌っています。
 11月は少し遠くの公園にも散歩に行ったり、秋らしい自然を感じながらあそびたいと思います。
 
  <きりんぐみ>
  涼しくなって秋を感じた10月。庭では幼児組の子に負けず、ターザンロープや竹登り、はしご登りと体を使った遊びに沢山挑戦したきりんぐみ。初めは怖がって怖がっていた子も少しずつ勇気をだして成長していく子の姿を見ることができました。また、運動会では大きい子が玉入れや綱引きをやっている姿を真似て、ごっこ遊びに発展したり、行く前からとっても楽しみにしていた初めての遠足では動物園で大好きな動物たちを真近で見られて、子どもたちにとって刺激をたくさん受けた月となりました。11月は、寒くなりますが、外でいっぱい体を動かし落ち葉拾いなども楽しみたいと思います。

 <くまぐみ>
 10月は運動会、遠足、いもほりとたくさんのイベントがありました。特に初めての運動会では幼児組として、クラス競技だけでなく、オープニングや玉入れ、綱引きにも参加しました。たくさんの人の前で恥ずかしい気持ちを乗り越え、「大好きなお家の人たちに見てもらうんだ」と張り切る子どもたち。どの子もキラリと光る笑顔が見られ、大成功でした。そして、楽しみにしていた親子遠足。昨年の倍近くの道のりを歩きましたが、大きなリュックを背負い、「ツギハ○○ガイルノ?」と話しながら楽しそうに歩く姿に一年の成長を感じました。11月は新しいお友だちが入園します。友だちの輪も広がり、みんなで楽しむ遊びを工夫したいと思います。
 
 <ぞうぐみ>
  運動会、ぞうぐみの子どもたちはいろんなものに挑戦しました。はじめはできなかったけどできるようになった。こわかったけどがんばった。友だちが教えてくれたからできるようになった。これらの取り組みの中でいろいろなドラマを見ることができました。そして迎えた当日、大勢の人が見守る中で緊張するかと思いきや、逆に楽しんでいるように見える子どもたち。この時一年の成長は大きいなとあらためて感じました。最近は、らいおんぐみに刺激され、長なわとびにも挑戦しています。こうして上のクラスのやったことを見て、またひとつ目標ができるのかもしれません。11月は秋を感じながらハイキングに出かけたいと思っています。
 
  <らいおんぐみ>
 10月は運動会に向けて練習の日々を過ごし、山あり谷ありだったけど、自分ができればいいのではなく、「もっとこうしたほうがいい」「いまのはよかった」「ふざけてちゃできないよ」と友だち同士声をかけ合いながら、また成功した時は喜び合いながら、本番に向けて子どもたちの気持ちが1つになるのを感じる事ができました。当日は大勢のお客さんの前で披露することができてまたひとつ自信を深めたらいおんぐみです。
 11月は色々なところに出かけ秋を感じたり、小さい子たちを招待しておいもやさんやおにぎりやさんを開きたいと思います。
 
  <子育て支援ゆりかご>
 面接相談・電話相談
  毎週月〜金10時〜15時
 園庭開放 毎週火・木
  10時〜11時30分  
 支援センター10時〜15時 

【園だより】2012年10月

  夏野菜もおわりの時。今年もたくさん収穫があり、子どもたちは、きゅうりやミニトマトの大きさや色が変わるのを日々見ながらやがてとりたてを味わった。今は野菜も一年中店頭に並びいつが旬なのかわからないが旬の味を味わえるのは育てていればこそ。ゴーヤはりっぱなグリーンカーテンとなり、後半はたくさんなったのでくまぐみはクラスで食べるだけでなくお家に持ち帰りもでき、食卓にのったという。
 また、ぞうぐみがピーマンを子どもたちで切っていためてさあ食べようというところに丁度居合わせたらテーブルを皆で囲み「どうぞ」の声かけでさっと手を伸ばし一枚の皿はあっという間に空っぽに。「お見事!」の一語につきた光景。誰も食べられなかったという子がいないことにも拍手!今 はさつまいもが元気につるを伸ばしていて、子どもたちはどんなのがとれるか楽しみにしています。

           < 10月の予定 >
     14日 運動会(雨天21日)
    23日 2・3歳児親子遠足(雨天25日)

 <うさぎぐみ>
  9月はまだまだ暑い日が続き、水あそびを楽しみました。穴をあけたホースから水の出てくる下へ行き、「ドウシヨウ」「イコウカ」と迷う子がいて、でも思いきってくぐれた時には大喜び。満足そうな子どもを見て大人も一緒に喜びました。
 庭に出る時は、スロープを1歩1歩ゆっくり下りては戻ってきたり、ハイハイで行っては柵につかまりながら下りて行ったり、自分の力を確かめながら進んでいるなと感じました。中庭で砂をすくってペタペタやっては目を輝かせ嬉しそうでした。10月は、戸板登りなどでさらに体を動かし、部屋でもわらべうたや、ぬいぐるみの世話あそびで楽しみたいと思います。

  <りすぐみ>
 9月はまだ暑い日が続き、引き続き水あそびを楽しんだり、涼しくなってくると庭へ出て、虫探しやアスレチック、すべり台などであそびました。砂場では子どもたちだけでもカップに砂をつめて棒や葉っぱを飾ってケーキを作ったり、誰からともなく“ハッピーバースデ〜と手をたたいてお誕生日のお祝いがはじまります。部屋ではフェルトやチェーンをつめてお弁当を作って動物園に行ったり、ごちそうを作ってお店屋さんになってお買い物ごっこなどみたて・つもりあそびをみんなでイメージを共有し合ってできるようになってきました。10月は秋を見つけに散歩に出かけたり、体を使ったあそびもたくさん楽しみたいです。
 
  <きりんぐみ>
  少しずつ過ごしやすくなった9月はいろいろなごっこ遊びでじっくり遊びこむことができました。楽しかったすぎのこまつりの再現では自分たちがらいおんぐみさんになったつもりでくまやうさぎのぬいぐるみにたいこを叩いて見せたり、かき氷を配ってあげたり、又病院ごっこではお医者さんになってのどや目をよくみて「アカイデスネ」と薬をくれたりと、イメージがより豊かになっているのを感じます。少し涼しくなってからは庭での追いかけっこや、ローラーすべり台を皆でつながってすべって電車ごっこも楽しみました。10月は大きい子たちの刺激を受けて運動会ごっこや、遠足への期待をながら動物園ごっこで遊びたいと思います。
 
 <くまぐみ>
  9月はまだまだ暑い日が続く中、部屋でも園庭でも、トランポリンやろく木、ゴム跳びなどからだをいっぱい動かして遊びました。大きい子たちをまねて、ターザンやはしご登りにもちょっぴり怖い気持ちをのりこえながら挑戦し、出来た時には「ミテー」と目を輝かせていました。また、今年の運動会は幼児組としてはじめての参加。「みんなでたのしい運動会」になるよう、園庭に飾る旗を絵の具で描いたり、玉入れや綱引きの練習にも参加し、勝った時にはとび上って喜び、負けた時には「コンドハカツゾー」と勝負の楽しさを味わっています。10月は運動会、親子遠足と楽しい行事がいっぱい、普段経験できない事をみんなで楽しみたいと思っています。
 
 <ぞうぐみ>
  9月も暑い日が続きましたが、夏モードから気分を一転させ、体を使ったいろいろなあそびに取り組みました。はだしになり、しっかりと足の裏を使うポックリや、鉄棒では前まわりや足ぬきまわりにも挑戦しました。桜の木にかけたはしごを登りロープで降りるのもとても勇気がいります。運動会では、これらの中から自分で何を見せたいかを決めて参加する予定です。また、9月は4人もの子が5歳の誕生日をむかえ、それぞれ好きなお昼ご飯を作って食べました。中にはピーマンの肉づめをリクエストした子もいて苦手だった子も“オイシイー”と食べられました。10月運動会が終ったらお弁当を持ってハイキングに行きたいと思っています。
 
 <らいおんぐみ>
  敬老の日、おじいちゃん、おばあちゃんに手紙を書きました。どんな事してもらって嬉しかったかなあ、どう書けば喜んでくれるかなあと考えながら一生懸命書いた子どもたち。休み明け、「ありがとうっていってたよ」と嬉しそうでした。また運動会に向けて竹のぼりと長なわとびに挑戦しているらいおんぐみ。最初は「できないよ」と言っていた子もいたけど、今まで様々な事にチャレンジし成功させた事を思い出しながら頑張っているところです。自分のことだけではなくらいおんぐみとして運動会を成功させるにはどうしたらいいだろうとみんなで考えながら、心をひとつにして本番を迎えたいと思います。
 
<子育て支援ゆりかご>
 面接相談・電話相談
  毎週月〜金10時〜15時
 園庭開放 毎週火・木
  10時〜11時30分  
 支援センター10時〜15時